FabFilter Saturn2 を購入したのでレビューします。
サチュレーターは Ableton 付属のものや、iZotope Trash2 を使用していましたが、ちょっと飽きていたし、セールだったので購入しました。
高音質で柔軟性もあり、動作も軽いです。
Saturn2とは
非常に高音質であり、28バンドのドライブスタイルとモジュレーション機能を組み合わせると多彩なディストーションの表現が可能になります。
デフォルトの画面です。
カッコいいですね。DRIVEが数%かかっている様子。視認性の良さはさすがです。
試しにスネアにかけてみました。
456 Demo MbB というプリセットです。
Dry
Wet
気持ちのいい歪みが加わった感じです。
28種のドライブタイプと充実したプリセット
ギターのディストーションとしてもバッチリです。American Tweed Amp もあります。
エレピの音を少し汚したいとか、シンセ ギターに高品位な歪みをプラスしたり。リバーブの音を滲ませたり、もう本当に色々出来そう。
海外のEDMアーティストがやってたのですが、ベースの低音をQ3でDynamic処理して、リダクションされた上からSaturnをかけると本当にいい感じ。
マルチバンド
これがSaturnの醍醐味といいますか。iZotope Tash でもこの機能はあるんですけど、Saturnの方がシンプルな使い方が出来る気がします。
うーん素晴らしい。この上品な歪みは唯一無二。一番かゆい所に手が届く感じ。
Mixスライダー
プリセットを選んだ後の微調整ですが、バンド毎に調節するのは結構手間だという時にはGUI右下の
Mixスライダーでパーセンテージを指定する事が出来ます。
微妙にかけたいなー という場合、10% 程度の指定をしますと本当に微妙にかかります。他のプラグインだと10%だったら外しちゃってもいいかなと思う事があるのですがSaturnはなんかいい感じ。
まとめ
変な言い方をすると、バーチャル的な音。こんなの存在しないだろうという音が作れます。
モジュレーション機能でアタックだけ歪ませたり、ワウ効果も演出出来ます。
ギタリストの方は是非プリセットのカテゴリーの Guitar ▶︎ Amp を試して頂きたいです。ニヤッとすると思います。なるほどーと感心してしまう感じ。
挙動に変な所もなく、CPUも割と軽いですね。
公式の解説動画です。日本語訳つき。
FabFilter/FabFilter Saturn 2【オンライン納品】
それでは。