ビルドアップ(Bメロ?)の手法で、これからくる Drop(サビ)前にどういう仕掛けを作るか? という考え方について。
EDMや、現代のポップミュージックでは必須スキルというか、ただどのプラグインでも応用出来ますので汎用性のあるスキルといいますか。
Build Up (Bメロ) は、リスナーに心地の良い緊張感を与える役割です。
ここでは秀才なEQ FabFilter Pro-Q3 を使っていきます。
これはオリジナルの Youtube Short です
https://www.youtube.com/shorts/0n9rhcq3jnY
ローカット 重量を下げいてく
8小節前程度から、スローなオートメーションを仕掛けていきます。
自分がDJをしているように。オートメーションを書いていきます。
ハイカット 狭めていく
tilt shelf (ティルトシェルフ) というカーブで 仕掛けを作っていきます。
右側の赤いラインです。
Pro-Q3でしたら Dynamic をかけておいてもいいですね。
スイッチオン Drop サビのタイミングで
Drop や サビのタイミングでスイッチを入れる。利用可にします。
on off スイッチのオートーメーション。Enable or Disable を書いていく。
これはとても簡単なんですが、やっぱ手間なんでよね。ただCPU節約にもなりますし、リスナーの興味を引きつける手法になります。
開放感のあるイメージを付け加えられます。
Dropの終わり 丁寧に
この曲のこの部分が終わりますよと説明。
サビやDropの終わりに、そろそろこれ終わりますよ。というアナウンスの役割。
考え方としてはBuildUpの真逆の処理をすればいいかと。
Drop(サビ)終わり、ここもBuildUp同様に大事な所だと思います。
代替の手法や他のプラグイン
Waves S1
硬派なプラグイン。Drop サビ前に少量 With を狭めるとか。これは簡単でいいです。音もいいですし。
Endless Smaile
軟派なプラグイン。やんちゃなプラグイン。
Endless Smaile のオートメーション。シュワーっと上がっていくような演出が出来ます。
FabFilter Pro-Q3 のセール情報
2024 5月現在ではしていないようですね。動きがあれば私、ブログかXかYoutubeどこかしらで追記します。
https://www.pluginboutique.com/product/2-Effects/16-EQ/4949-FabFilter-Pro-Q-3Pro-Q3
ブラックフライデーで、Pro-Q3 か Claro か キルヒホ狙うのがいいかもです。
それか エッセンシャルバンドルとか。
Claroは頻繁にセールしているみたいなんで、狙ってもいいですね。
Claroは所持していますが、Pro-Q3よりアナログなフィールがあってとてもいいプラグインだと思います。
まとめ
改めて、Build Up(Bメロ)の振り返りを致しました。
オートメーションを多用する細かい作業なのですが、プリセットを保存したり、手順を決めていけば複雑さは減っていき、より環境は整っていくと思われます。
私のデフォルトプリセットです。Abletonの付属EQと同じ設定です。
細けぇと思われるかも知れませんが、これやってるとやってないでは差が出ると思います。
とはいえ面倒臭い作業なので、環境を簡略化する為のプリセットの保存は必須です。
ではお疲れ様でした。
筆者(ひっしゃ)、拙者(せっしゃ)はお腹が空きましたのでおせんべえを食べにキッチンに行きます☺️