【EQ】 FabFilter Pro-Q3 レビュー なぜこのEQを選んでしてしまうのか?

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FabFilter Pro-Q3 をミックスで愛用している方も多いと思います。

Fabfilter ならまずこれを買っとけ的な製品です。確かにこれを覚えてしまえば他のFabFilter製品ではある程度の結果の再現性が可能になると思います。

とても使いやすく、高品位なサウンドで、ユーザーの思い描いた音に着実に近づけてくれる EQ です。

卓越した音質とワークフローを誇るプロフェッショナル・マスタリング・グレードのEQプラグイン /Dirigent

作業をするなら高品質なEQで作業した方がいいですし、Pro-Q3の動作はとても軽く、フレキシブルな操作手順により作業を楽にしてくれます☺️

私はマスタリングにもインサートしてます。オートメーションも正確です。

目次

思い通りに描けるEQ

色んなEQを使ってきましたが、デジタルEQでこれほど思い描いた音に近い仕上がりをしてくれるEQはありません。

デフォルトの画面

ビンテージ系のEQと棲み分けの考えがとてもクリアになります。

ダンスミュージック以外に、どの様な人におすすめか?と考えますと、愛用出来るEQが中々見つからない人でしょうか。

このEQはEQに対して非常にポジティブな印象を持てる様になります。

さくっと試してみて欲しいのは

  • ローカット
  • M/Sモード
  • Dynamic機能
  • フィルターカーブ
  • オートメーション

ローカットのクリアさ、M/Sモードの使いやすさ、Dynamicで不用意に膨らんだ箇所の自然なリダクション(またはエキスパンド)、豊富なフィルターカーブ、オートメーションの正確さ。

EQの作業はとても多いので、高品質な音で楽に作業を終わらせるという意味ではとてもいいEQだと思います。

M/Sモード

M/Sモードですが、Mid(ミッド) Side(サイド) を分けて処理をする手法ですね。

ポイントを選び、Side を選択して調節するだけです。

サイドのローミッドをカットしてすっきりさせたり、ミッドサイドのスイートスポットを探したり。する時に役立ちます。

ピアノの音をローカットしてサイドを広げてみました。

Dry

Wet

なんとなくゆとりのある広がりが出ました。

Dynamic

現在のEQでは必須な DynamicEQ は、指定した箇所のみリダクション、またはエキスパンドする機能です。

レンジの広いベースやボーカルやピアノに有効です。この機能はダンスミュージックのみならず、楽曲に躍動感をもたらします。

他のメーカーでもほとんどこの機能はついていますが、Pro-Q3が私にとっては一番使いやすいです。

マスタリング

マスタリングの段階では修正出来る所は少ないのですが、それ故 Pro-Q3を使いたい所。

画面下部。

  • Zero Latency
  • Natural Phase
  • Linear Phase

を選べます。ミックス段階ではデフォルト、マスタリング段階ではリニアを試すのもいいかもしれません。CPUが許せばですが。

その他、意味のある多機能

帯域の被りを把握し調節する機能や、豊富なカーブ、オートゲイン等一通り揃っています。

帯域の被りの調整はPro-Q3は本当に楽。1つの画面で出来るのが嬉しい。

私はデモを試してみて、デモ使用期限ギリギリで購入した感じです。30日間無制限というのが嬉しいですね。

海外プロのチュートリアル動画でよく出てきます。初心者の方こそほど使うべきEQ 私はもっと早く購入しておけば良かった。

これからFabFilter製品を購入のお考えの人なら基本動作を知れる Pro-Q3 で慣れておくのもいいかも知れません。


FabFilter Pro-Q3【※シリアルメール納品】

その他、私のお気に入りの FabFilter Pro C2 の記事はこちら

それでは☺️

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