近年は色々なトレンドがありますけど、Future Rave について自分なりに解釈。
Future Rave とは David Guetta と MORTEN が手がけたダンスミュージックです。
テクノとプログレッシブハウスがミックスされ、終わったと言われるEDM をよりクールで上品なサウンドに昇華させています。
ざっくりとどんな感じなの? という方はこちら。
Pluck音が特徴的で、美しく、シンプル構成なのに飽きないサウンド。
特徴
やはりPluck音だと思います。人気シンセサイザーのSerumが多用されていると思われます。Serumは、私は面倒くさかったのですがちょっと頑張って81%くらい機能を覚えました。覚えれば覚えるほど素晴らしいシンセサイザーだと思います。アナログシンセサイザー的な音に落とし込みたい時は、ハイカットが有効だと思います。
ポイントとして
1 Serumとかのソフトシンセの素の音を使ってみる
2 クールなプリセットの内部を理解する
3 いいプリセットはそのまま使ってしまう 笑
特徴
1 メロディーはシンコペーションやポリリズムにより飽きない感じが演出されている
2 Bassは Sub と Mid をレイヤー または Lead で小節や白の頭でルートを1音だけ鳴らすとかしています
3 Padは広がりのあるコード音色でリバーブ深めな演出の施し
4 Dropの前のBuildUpでは様々なオートメーションが描かれていると思われます
5 ボーカルものも常に歌っているのではなく、演出の一部としてある感じです
6 トランスを彷彿させるようなアルペジオ
7 ピアノ音もたまに使われる
3 take in 考えを取り込んでみる
1 Pluck 音 Serum で 音作りをしましたが、デフォルトの音にエンべローブ短めにして、アタック成分にノイズ、Abletonのリバーブをダッキングさせて、エフェクトにOTTでそれっぽくなりました。フレーズは単調なのですが、シンコペーション、クラーベ、リバースクラーベ等で調節してみる。
2 Pad は深い背景を作るイメージ。とにかく奥に飛ばす。濁らないようにボイシングは出来るだけ単調にする。
3 Drop前 のオートメーションを雑にしない事が大事だと思いました。むしろ気持ちいい所をしっとりと探してカーブを作っていく感じ。EQのカットやピッチの上下、リバーブのテイル等。
ちょっと打ち込んでみました。Abletonのマルチバンドサチュレーション Roar いい。
感想
何が新しく感じるのか? という所が知りたかったのですが、なんとなく考えがアップデートされた様な気がします。特にDavidGuettaの音作りへの考え方とか勉強になりました。DavidGuetta界隈は、どこか面白さの余白を残しつつ前進しているような感じがします。
この記事を始めに書き始めたのが1ヶ月くらい前で、今はあまりFuture Rave を聞かないのですが、先ほどこちら
視聴したんですがやっぱかっこいいなと思いました。それではお疲れ様でした☺️