段々と暑くなってきましたね。暑い時にはお蕎麦が食べたくなります。
とてもクリアな音で、視認性に優れている Fabfilter Pro-L2 の簡単なレビューです。
とても気に入ってまして、私はほぼ全ての楽曲のマスタリングに使用しています。
はじめに
デフォルトだとこんな感じです。
クールな佇まいですね。とても分かりやすいです。
FabFilter製品に共通して言えるのはまず、大きなノブの把握です。ここでいえば
- LOOKAHEAD
- ATTACK
- RELEASE
先読み アタックの瞬間 動作の終了 と捉えてOKだと思います。
そして軽くリミッティング。左のGAINのバーを上げていきます。
飛び出た所を数値化してくれます。かかり具合は数値で判断可能な上、視認性がよく分かりやすいですね。
こういう所がユーザーのストレスを軽減してくれるという意味でも私は FabFilter を愛用しています。
試しにシンセとピアノだけのトラックにインサート してみます。
Before
After
ナチュラルすぎてかかっているのか分からないレベル。綺麗に音圧を稼げそうですね。
FabFilter製品全般に言える事ですが、本当にユーザーフレンドリー。
どの様な時に使えるのか
単独のトラックやバス、マスタリング等全てに使えます。
- ドラムバスの不要なピークを抑える
- ボーカルの飛び出た所を抑える
- ベーストラックの均一化
ベースの膨らんだ所は Pro-Q3 のダイナミック機能で抑えても面白いです。エフェクティブにシンセを思いっきり潰してもいい感じです。
マスタリングではLOOKAHEADを遅めにしています。ATTACKも遅めから徐々に調整、RELEASE早めから気持ちの良いところを探っていく。STYLEはあまり拘らずに曲調にあったものを選びます。
いわゆるオートゲインもあります、便利。
オーバーサンプリング
オーバーサンプリングを選べます。
単独のトラックにはOff
バスには2X か 4X
マスタリングには16X を使っています。
32X は私の環境だとちょっとチャレンジングなので使っていません。
CPU負荷はどうか?
CPUはとても軽いです。
こんなに軽いのかと思うくらい軽いです。
あと、私の環境のせいなのかどうか分かりませんが動作が非常に安定しています。
ただオーバーサンプリングは重くなるしPCへの負荷を考慮した上、最終段階への使用が推奨かと思われます。
まとめとセール
いやー文句なし(笑) 素晴らしいプラグインです。
ここまで書いて、ネガティブな所を探してみたんですけど、ない! ナチュラルなリミッタープラグインそのもの。
2024 5月現在 セールはない様ですね。
FabFilter製品は、30日間のデモがありますので、ブラックフライデーに向けて色々とデモを試してお気に入りを見つけておくのが、一番出費が少なくリターンが大きいかと思われます。
FabFilter Pro-L2 (オンライン納品専用) ※代金引換はご利用頂けません。 DTM プラグインソフト
このリミッター1個あると本当に便利。
それではお疲れ様でした。